744255☆ああ■ 2024/02/19 23:20 (iOS17.2.1)
だけど高嶺は筑波大学で勉強したそうだよ
。卒業研究のテーマを『進路』にされた理由は何だったのですか?
「僕は大学を経由してプロになりましたが、高卒でプロになった選手との違いを知りたくて。筑波で4年間を過ごして、どの大学に進学するかもその先のキャリアにおいて大切だと感じたのでこのテーマにしました」
――数ある大学の中で筑波大学に入学されました。
「筑波に入学した理由はまずサッカーの部分で強豪であること。関東1部でプレーできることも大きかったです。あと、勉強との両立ができる環境。大学に進学するからには勉強もする4年間を過ごすことは高卒時に決めていたので、筑波に入れない場合は浪人する覚悟でした。サッカーだけを目的に別の大学に進学する選択肢はなかったですね」
――筑波大学蹴球部は『一人一役』という活動コンセプトを持ち、プレー以外の活動や学びが推奨されるチームです。高嶺選手にとっては恵まれた環境でしたね。
――卒業研究の中には、高校卒業後の進路別にJリーガーの平均現役継続年数が記載されています。J1クラブに進んだ選手は9.1年、J2クラブは7.2年、J3は4.6年。この理由をどのように分析されていますか?
「そこは単純に、所属カテゴリーが上の方が下のカテゴリーでプレーするチャンスが多いということだと思います。J1で出場機会がなければJ2、J2でもダメであればJ3ということですね。あと、大事だと思うのは年収。高卒でJ3に入ると年収が低く、長く現役を続けることは難しい。J3からJ1にステップアップする自信があればいいですが、データ的には大学で4年間過ごして、上のカテゴリーのクラブに入団する可能性を広げる選択肢を検討する価値はある……そんなことを卒業研究では書いた記憶があります」
――卒業研究を書き終えた上で大学進学という自身の選択に対する評価を教えてください。
「この卒業研究に記載されているデータを見て感じることは人それぞれだと思います。ただ、僕としては大学進学が間違いではなかったと思いました。