761801☆ああ 2024/03/20 21:18 (iOS17.3.1)
町田戦はそんな悪い試合じゃなかったんだな

町田のロングボールを多用する戦術に対し、札幌はある程度封じ込めることに成功したが、相手にゴールを着実に決められて今季初勝利を逃した。18歳のルーキー原がチームの今季初ゴールを決めたのは明るい材料だが、最下位から脱出するためには、シュート精度の向上とゴール前への積極的な姿勢が欠かせない。
札幌は相手のロングボールを警戒して引き気味の布陣を敷き、中盤を手厚くして、数的優位を確立することを徹底した。自陣ゴールラインからタックルを仕掛けた位置までの平均距離を示す「タックルライン」は、33.9メートルと前節までの平均よりも7.4メートル低かった。札幌の前線の3人が町田の守備陣にプレスをかけてロングボールを蹴らせ、札幌が跳ね返したセカンドボールを、ボランチの駒井と荒野が拾う戦術は機能していた。駒井は「前の3人でプレスを掛け、中盤のスペースをうまく消せた」と手応えを感じていた。
 守備面で成果が出た一方で、課題の攻撃は今節も相手ゴール前になかなか進入できず、攻めあぐねた。ボール支配率こそ札幌60.9%に対し、町田は39.1%だったが、敵陣での数字を見ると、両チームとも41%台で五分だった。ペナルティーエリア進入回数は町田が2倍近く、札幌は30メートルラインまでは進入していても、相手に脅威を与え切れていないことが分かる。また、1本ずつのシュートの質の評価(0〜1で算出)を合計した「ゴール期待値」も札幌0.8に対し、町田は1.16と町田に軍配が上がった。札幌の枠内シュートは3本で1得点、町田は2本ともに確実に決めており、今節もシュートの精度が勝敗を分けた。
 ただ、2失点を喫して後がなくなった75分以降、札幌の攻撃陣がPA進入計7回、シュート4本を放ったのは今後への希望になった。FWの鈴木は「チームが苦しく、思い切ったプレーができていないが、前半からシュートを打てていれば試合は変わったはず」と次節以降の逆襲を期す。攻撃陣の奮起が、札幌の浮上には不可欠だ。
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