828058☆ああ(コーチ経験者) 2024/06/21 00:15 (Chrome)
札幌の根本的な難しさの1つはオリジナル10らと比べるとどうしても財務力で勝てないので獲得競争を続けるとじり貧になることですよね。
つまり獲得した選手は育てて長く活躍してもらえるのがベスト。ベターは育てたところで高値で売却。
つまり(今期の降格対策を横に置くなら)選手を育てることは中長期的には札幌には必須です。

では何を育てるかというときに、ビルドアップは1つの必須項目な訳です。
札幌から出て行ったミンテ、高嶺、進藤、駿汰みんなビルドアップでは困っていないはずで、むしろ高く評価をされているはず。
みんな最初からビルドアップが素晴らしく上手かった訳ではありませんが、そこまでは成長する。

町田のようにまずはロングを蹴ってリスクを減らすというアプローチだと、チーム内でビルドアップが下手な選手にはそれをさせません。
そうすると当然、ビルドアップによるミスやそこからの失点は減るからある意味で合理的です。
でもそうするとビルドアップができない選手はずっとできない訳です。やらせないのでできるようにはならないですよね。

サッカーではトレンドもありますし、現状はロングを蹴って速攻の方が良いことが多々あります。
でもビルドアップができる選手がプレー判断としてやらないのと、ビルドアップができないのは違う訳です。

例えば今季は馬場にミスが多発しています。でも言い換えると馬場はミスをしてでも成長に挑む機会を与えられているとも言えます。
例えば町田さんだと馬場はこんなにミスを繰り返す前にベンチ外になるかもしれません。
これが正当化される理由は、つまり馬場を育てることが長い目で見た札幌のメリットと考えているからでしょう。そして馬場は長い目で見ればちゃんと育つと信じていると。

もちろん超短期的には降格がちらつく中でミスをしている選手が出ていて実際それで失点をし負けています。
だから短期を見るとこのアプローチが最善とは言いにくいです。
でも札幌は町田さんのようにお金をかけて多くの選手を獲得することもできない訳です。育てるしかない。
このアプローチが成功か失敗かは、今季残留できるかと、最後に馬場がどこまで成功するかにかかっています。

三上さんが内心で言いたいことはこの手のことが背景にあると思いますが、とてもラジオでは言えないということではないかと推察しています。

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