925728☆ああ 2024/11/25 22:17 (iOS17.6.1)
今年の目標 三上

──2024シーズンのクラブの目標は?

シーズン移行が決定した2026-2027シーズンはクラブ創設30周年にあたる年です。そこで飛躍をするためにも、2024年・2025年の2シーズンを踏ん張らないといけません。同時にこの2シーズンでこれまで広げた風呂敷に少しでも身の丈が合うように調整していくことで、30周年のタイミングで新たなトライができると思っています。

そういった意味でも、この2年間、絶対にJ1という国内最高のリーグにいることが至上命題です。しかし、そのなかでも10位以内をしっかりと見据ていきたい。それがサポーターの方々と共有したい目標です。そういった継続をしていくことで、ルヴァンカップ、天皇杯というカップ戦でタイトルにも近づけるはずです。

──2024シーズンは我慢の1年になっていくと思います。今後に向けた決意を聞かせて下さい。

今、やらなければいけないことはまず降格圏を脱出することです。(4月6日の第7節)ガンバ大阪戦の勝利で、チームとしてようやくこの方法で間違いないということを思い出している時期です。今後のゲームで結果を残せれば、自信が確信に変わっていくはず。それによって、選手内でさらに競争が生まれるし、見ている人々からすると安心感に変わっていくと思います。

一方、クラブとしては、一歩間違えると債務超過ということが起こり得る状況です。僕らが一番最初にやらなければいけないことは資本的にしっかりとした体制を築くこと。その体制で30周年を無事に迎えて、さらに飛躍ができる準備をしないといけないと思っているので、最大限、力を尽くしていきます。

──サポーターにクラブとしてお願いしたいことはありますか?

パートナー企業を含めて、クラブ創設以来、2023年は最高の企業数・金額のサポートをいただきました。その大きな要因が、サポーターの方々がパートナーさんの飲食店を積極的に利用してくださること。コンサドーレのパートナーになってから、サポーターさんがたくさん来てくれて、なにより「ありがとう!」と言われて、こんなことは今までになかったと。

つまり、サポーターの皆さんの普段の行動が、パートナー企業からすると今までに経験したことのない社員の幸せと、直接の売上アップにもつながっているんです。

──素晴らしい相乗効果ですね。

はい。本当にありがたい関係ができていて、あらためて私たちのサポーターってすごいと思っています。そういった意味でもサポーターの方々には、すでに十分過ぎるほどサポートをいただいているので、ぜひ継続してやっていたきたいです。

もう1つだけ、わがままを言わせていただくと、次なる課題は観客動員です。サポーターがもう1人を誘いやすい環境をどうつくるか?僕らもいろいろなアイデアを出していこうと思っています。今の平均入場者数1万3000人のサポーターがもう1人ずつ連れてきてくれたら2万6000人になります。誰かを呼びたくなる環境をわれわれがつくりたいと思っているので、その際には自分+1を札幌ドームに連れてきていただけると非常にうれしい限りです。

1人だったら早く行くことはできますが、みんなでだったらより遠くに行けると思っています。その遠くにコンサドーレを通して、みなさんと歩んでいきたいと思っています。これからも共に戦っていただければ、本当にありがたいです。
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