938918☆あら 2024/12/11 18:54 (iOS18.1.1)
>>938909
岩政はオシムサッカーを目指してるんだって
ミシャサッカーと似てますかね?
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岩政さんはどんなサッカーを頭に描いているのか?
鹿島でプレーしていた時代、相手として嫌だったチームについて尋ねたことがある。てっきり——当時ライバルと目されていた——浦和レッズや川崎フロンターレ、あるいはガンバ大阪などの名前が挙がると思っていた。
だから「ジェフ」と聞いたときちょっと間抜けな反応をした記憶がある。ほどなくして、「ああなるほど、オシムさんのサッカーか」と気づいた。
「オシムさんって数学の先生なんですよね 僕も数学の先生の免許を持っていたから、一度でいいから一緒にプレーしてみたかったんですよね。相性がいいんじゃないかな、って」
ジョークのようにそう言ったが、本音は別のところにあった。
「湧き出てくるイメージなんです、ジェフのサッカーって。一人抑えても空いたスペースにどんどん人が走りこんでくる。対戦していて一番、難しい相手だった。
つかみにくい、というか……衝撃的だったというか。どうやってあのサッカーをピッチに落とし込んでいるんだろう、って思いましたね」
その思いは解説者になり拍車がかかる。国内外のサッカーを見て、学び、現場に出ながらいろいろな人と話す。そのうちに、「自分が現役時代に苦しめられたオシムさんのサッカー」の謎を解明しなければ気が済まなくなった——そんな感じだった。
オシムサッカーというと、オシムの言葉に代表されるパーソナリティーに焦点が当たることが多い。そうした部分について岩政さんは「オシムさんの本はほとんど読んだので、なんとなく人としての哲学はわかるようになった」と言い、「でも、どうやってあんなに選手が湧き出るサッカーを作れるのかはわからない」。