945596☆ああ 2024/12/24 17:48 (iOS18.1.1)
現役選手のマネーリテラシーをどう見ているか

――クラブ関係者がマネーという側面からサッカーを見る力をつけることは、今後の発展・成長を考えても重要ですね。選手も自身のキャリア形成を考えていくうえで、よりマネーに目を向けるべきではないかと思います。野々村さんは北海道コンサドーレ札幌で社長も務められた経験を踏まえて、Jリーガーのマネーリテラシーをどう見ていますか。

野々村:選手と年俸の使い方や運用の仕方を話す機会はほぼなかったので、何ともいえません。ただ、Jリーグの新人研修会、あるいは税理士などを通して税金や確定申告など最低限の知識は持っていると見ています。

今はNISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)もありますし、各自で何が必要かを判断しながら、資産形成を考えていくことが大事。僕自身は選手時代にそういう知識がなく、株式や国債も買ったことがなかったので何も勧められませんが、自分自身で取り組んでいくことだと考えています。

――プロサッカー選手は厚生年金や共済年金はもらえませんし、保証のない仕事ですから、セカンドキャリアを見据えつつ、何らかのアクションを起こしていく必要がありそうですね。

野々村:今は現役選手としてプレーしながら起業するケースも多くなっていると聞いています。そうやって先々に向けて行動を起こすのはポジティブといえるでしょう。

ただ、やはり選手はピッチ上のパフォーマンスを示すのが第一。それができれば、年俸は自ずと上がるでしょう。より高額な年俸をもらえるクラブに移籍する道も開けてきます。限られた選手生活でベストを尽くすことを最優先に考えてほしいと思います。

「世界トップリーグと競争できるJリーグを作りたい」というのが野々村チェアマンの切なる願いです。そのためにJリーグ配分金の仕組みを変えてビッグクラブが生まれるように仕向けたり、2026年夏からのシーズン移行に踏み切るなど、大胆なアプローチを続けています。

その成果がマネーの面でも明確に表れれば理想的。元JリーガーでJクラブの社長も経験した強力なリーダーには今後も卓越した手腕を発揮し続けてほしいと強く願います。
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