946346☆ああ 2024/12/25 18:24 (Android)
試合後の取材では、気になるフォーメーションについても言及。前任のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、「ミシャ式」と呼ばれる3バックが基本線だったが、岩政氏は「配置は大事ではないですが、ハノイでは4-3-3も3-4-3もやりましたし、可変守備の形もいくつかのシステムでやっています」と説明した。
2022年途中から古巣の鹿島アントラーズを1年半にわたって率い、2023年は5位という成績。昨年1月に8位と低迷していたベトナム1部ハノイFCの監督に就任すると、10勝3分5敗の成績で3位へと躍進させた。シーズン終了後に退任して帰国したが、東南アジアから多くのオファーを受けるなか札幌を選んだという。
そんな岩政氏は、「システムは大事ではないです」と強調。「半年という時間ですけど、ベトナム人を相手にそれだけのシステムを作れたということは、システムで語ったのではなくて、チームとしてやるべきことを語ったから、システムを変えてもできたということだと認識しています」とその理由を語る。
「攻守において相手がボールを持っている時、自分たちがボールを持っている時に何をするのかをまず認知させて、その上でそれを運用するためのシステムがある、という順番で落とし込む。そうすると3バックも4バックも関係なくなる。これを相手によってやりやすいシステムに変えるだけになっていきます」