83355☆ああ 2023/05/29 19:19 (Chrome)
福島戦雑感「堅守崩せず」
『対戦相手の愛媛に関しては、拍子抜けという感想である。もっと洗練されたパスサッカーではないかとビビっていたのだが、何と言う事は無いオーソドックスな個人任せであった。あれでは対策は簡単である。しかも複数の対策があるだろう。これは上位に強く下位に弱い、中位のサッカーである。』
これは以前も書きましたが讃岐戦の後で讃岐のサポがブログで綴っていた愛媛の印象でしたがその通りの試合内容でした。
守備を固める相手に対して組織としての攻撃バリエーションが少ないことがハッキリした試合でした。
相手ペナルティエリア付近で数的有利を作りフリーな選手を作るような組織的な攻撃いわゆる崩しが今の愛媛にはできません。
サイドのクロスと縦パス1本の愛媛の攻撃に福島は完全に対応済み。福島が愛媛の攻撃を難なくはね返すからCkが多かったので一見愛媛有利に見えても、セカンドボールをマイボールにした後の各選手の動きや立ち位置を見ると福島の方がはるかに訓練されているのは明らかでした。後半に選手交代をしても選手の個性が変わるだけでやってることは変わらないので相手も楽に対応。
試合後の監督のコメントを読むと「戦えていない選手がいる」というようなことを述べられていましたが、それほど球際で負けいる印象もなく正直「問題はそこか?」という印象です。
今年のJ3は降格があるので下位のチームは「堅守速攻」の降格逃れのサッカーをしてくることが予想されます。
一度無敗がきれたところで監督やコーチはもう一度組織としての攻撃を構築してほしいです。