No.166762
男性
何処かの国の指導者が「欠けた所がある選手がいい、そこが噛み合ってチームになる。」19年上田、喜山、関戸のトライアングルが当にそれだろう。特に関戸のスペース処理と独特の間合いが素晴らしかった。例えば味方のサイドがボールを持つと詰めようとする相手の真横につく、関戸にパスは出しづらいが相手も動きづらい、その分パスの選択肢が増えサイドチェンジなど大きな展開に繋がる。ゴール前の攻防で関戸は攻めるのか守るのかぼんやりした所にポジションをとる、それが絶妙なスペースを生みシュートコースになり仲間やヨンジェの得点に繋がる。得点やアシストの少ない関戸がプロで居る為の武器である。昨年と今年の4試合関戸の動きにそれがない。それは上田と白井の運動量の差だと思う、3人でのプレイを白井は喜山と2人でこなしている。昨年白井の運動量が逆に仇になり失点になってたが、今年はそこを修正して失点を防いでいる。センターに人数がかからない分ポジションの乱れが小さく全体の攻守の切り替えがスムーズになる。
しかし攻撃になると関戸との違いが出てくる、白井のプレイははっきりしていて、ボールを受け取り次の展開の為の動きをする、ボールの持ち手がサイドチェンジ等を選択する前に白井がパスコースに入ってるからそっちを優先するのでやや展開がコンパクトになる傾向がある、ゴール前ではパスを出すと後ろを喜山に任せそのままアタッカーとして攻撃に加わることで厚みが増して今年はシュートの数が多い。しかし厚すぎるのである、攻撃が厚くなれば守りも厚くなりシュートコースがなくなり、ここ3ゲーム得点が入らない。白井の運動量が上がれば、その分関戸や幾笑のプレイが薄くなる、先取点が入れば大量点に繋がりそうだが1点目が遠い。白井中心は間違いないのだろうがもう一捻りが監督の見せ所となるだろう。
ところで白井は何故岡山に来たのだろうか?言い換えれば水戸は生え抜きで伸び盛りの白井を何故手放したのか?水戸の監督は感じてたのかも知れない、J2のカテゴリーであまりにも欠けた所がないプレイヤーは、噛み合いにくいことを。
何はともあれファジのある日常は良いもんだ。