ああ
No.611162
自分は昔からミーハー気質のため、ポポがきた時は元日本代表、李忠成氏のお墨付きがあるという点でかなり期待を寄せていた
だからユニフォームも即決で買った。2万円は自分にとって決して安い金額じゃなかったけど、不思議と迷いはなかった。
ただ、正直に言えば、最初のポポは本当に使い物にならなかった。
もしかしたらポポではなく別の選手を使っていたら勝てていた試合もあったかもしれない。それでもチームはポポを使い続け、経験を積ませた。
試合後に公式YouTubeへ映るポポの表情は暗いことが多かった。若くして娘さんもいて、言語も文化もまったく違う遠い日本へ来てくれたポポには、本当に頑張ってほしかった。
フロントも監督も、そしてポポ自身も心ない言葉を浴びたこともあった中でそれでもポポは努力を続け、クラブも我慢強く支え、サポーターも見守り続けた。
最初は守備をしないし、攻撃でもすぐボールを失っていた。
それが少しずつ変わっていった。
だんだん走るようになった。
初めてポポが走ってプレスに行った時のことを今でも覚えている。たったそれだけのプレーなのに、信じられないほど興奮した。
それくらいポポに期待していたし本当に化けるかもしれないと期待していた。
そして清水戦。
待望の初ゴールが決まった瞬間、叫びすぎて冗談抜きで喉が潰れた。その夜は興奮と、「この一発で終わらないだろうか」という不安でなかなか眠れなかった。
でも次のセレッソ戦でもゴールを決めた。
あの時、ポポは本当に化けたんだと思った。
死ぬほど嬉しかった。
気がつけば、ポポを悪く言う人はほとんどいなくなっていた。むしろ活躍することに誰も驚かなくなるほどの存在になっていた。
来シーズンはもっと得点を量産してくれるかもしれない。そうなればチームも上位争いに食い込めるかもしれない。
そんな未来を想像して、胸を高鳴らせていた。そんな中での移籍。純粋に寂しい。
彼の得点した時のなりふり構わない喜び方や無邪気な笑顔からは元気をもらえたし、迫力のあるプレーにはサッカーの魅力を改めて認識させられた。ポポは以前から岡山の街をとても気に入っていること、岡山の焼肉が美味しいこと、岡山との契約を勝ち取りたいことを一貫して公言してくれていた。であるから今回の移籍はおそらくポポの意思というよりは保有元の意向が強いのだろうが、あまりに唐突である。

まだユニフォームにサインをもらえていないのに。

返信コメントをする

💬 返信コメント:0件

※返信コメントがありません


🔙TOPに戻る