東京の端っこから
No.108435
ナオ
十年くらい前の話。
初めて小平に練習を見に行った。
練習後のファンサービス。
隣にいたおばあさんと娘さんと思われる二人。ナオがくると手を握り涙を流しながら話していた。どうやらおばあさんの旦那さんがずっとナオのファンで入院中である様子。病床からテレビでナオの応援をしていて大きな励みになっているみたい。
そんなおばあさんの手をギュッと握りじっくりと話を聞いていたナオ。
最後にTシャツに力を込めてサインしていた。ナオが次のファンの人たちへ移って行っても、しばらくおばあさんは泣きながらそのTシャツを抱きしめていた。
自分にとっては初めてプロのスポーツ選手の偉大さを感じた瞬間だった。
間違いなく多くの人達の想いを乗せて戦ってきたのだと思う。
俺らの誇り。
ナオ、ありがとう。

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