199923☆さんろ 2021/04/11 22:00 (SHV47)
長文すみません
たしかに、ビルドアップの構築は就任時点と比較しても大差なく長谷川監督がそれをおざなりにしてるようにも見られる節はゼロではないとは思います。
なので私は全部を否定はしませんが、明確に大阪時代から言えることは前線の選手に求められるプレーは「最短でゴールまで」であって、中盤の選手は「プレッシング・刈り取り」が出来ることを前提に最終ラインには「正確に蹴ること」が出来る選手をチョイスしてる傾向にあると思います。
ということは、"持って運ぶ"、"繋いで支配する"、"奪われない"時間を多く過ごすことよりも相手が保持するボールをより良い位置で引っ掛けてゴールを目指すことに重きを置く選択をして結果を出してきてると思います。
ですので、長谷川監督のスタイルはビルドアップが必要(過程)と言うより、ゴールを奪うことで勝ち点を増やす(結果)ということかなと思います。
それに長谷川監督はかなり優秀なモチベーターだと思います。
未だリーグ優勝は出来てないですが、少なくともタイトルは獲得してますし、就任以降ほとんどのシーズンを本当の意味で優勝争いや上位争いに参戦できてます。
内容を充実させながら結果にこだわるのは大切なことですが、それが出来るなら恐らくこんな話題にならないです。ということはクラブを三冠に導く力のある指導者ですら難しいことであるということかと。
ですので、結果を出してから内容にこだわる
は現実的な判断かなと考えます。
口で言うほど戦術の浸透、個人レベルから組織レベルへの意識の統一やクラブ関係者が足並みを揃えることは難しいでしょう。
基本的には物事は足踏みをしつつも1歩ずつ進展するものだと思うので、監督が変われば一足飛びに上へ行けるというのもごく稀な話です。
なので私は毎試合起用法だけでなく、どの面が1歩前進したのか探しながら変化を楽しみながら応援してます。
長々と失礼しました。