535463☆ああ■ 2025/06/29 09:12 (iOS18.5)
森重のPK
森重のPKに象徴たる漢の覚悟を感じた。
きっかけは聞き間違いだった。それでもあのシーンを私はきっと一生忘れない。
クラブはどん底で、残留争いの最中にある。
横浜Fマリノスと横浜FCの戦いはまさにJ1生き残りをかけた6ポイントゲーム。誰よりもクラブと共に歩んだ漢が競り負けて前半に失点し、クラブはまさに崖っぷちの状態だった。
攻めに攻め続け、ようやく見つけた希望の1つ目のpkも失敗、
それでも気合いでもぎ取った勝ち点1への得点。最後の最後に舞い込ん正真正銘のラストチャンス。
あえて言うなら、もし残留失敗、降格になった時必ずこのシーンは必ず矢面に取り上げられる。
そして上記の通り生き残りを、かけて喉から手が出るほど欲しい後+2の勝ち点。
そんなシーンだった。
漢は青赤の血が流れているとも一生青赤とも口にしない。
それでも東京での優勝への執念とここまで共に歩んできた道が誰よりも強い愛を証明している。口で語らなくとも背中で語る事を私達は誰よりも信じ、よく知っている。
昨夜のPKからも「俺が責任を取る。」「俺が東京を守る。」語らずとも3番の背中からその覚悟を感じた。
エースストライカーがあの場面は蹴るべきだったのかもしれない。でもディエゴはもういない。ベンチは長倉に託そうとしたけど、聞き間違いは決して偶然なんかじゃない。
誰もが、森重自身も思ってたんだ。今、クラブを背負える漢は誰なのか、を。
森重がど真ん中に決めた。勝ち点1に+2を上乗せた。
これ以上のドラマはない。
「このクラブ」の意地を見せつけた瞬間だった。
首都の反撃の狼煙は上がった!