なおと
No.70993
男性 コラム続き
東京に限らず、クラブの「伝統」や「財産」をことごとくぶっ壊してしまうフロントの、何と多いことか。スクラップ・アンド・ビルトと言えば聞こえはいいですが、その実はスクラップ・アンド・ナッシング。壊した後に何も残らない。要するにクラブの未来図、羅針盤となるべき明確なビジョンがないからでしょう。いや、実際には「ある」のかもしれませんが、少なくとも、第三者にはクラブの在り方を左右する理念や哲学がまるで伝わってきません。とても残念なことですが。

あのさ、俺は好きでクラブの社長をやっているわけじゃないんだよ――と本音をむき出しにされても困るわけですが、親会社の人事に翻弄される「サラリーマン社長」に同情の余地がないわけではありません。門外漢の方々が大半でしょうからね。だからこそ、その道のプロである強化責任者に期待がかかるわけですが、社長や監督が批判の矢面に立たされるのをいいことに、自分だけは安全地帯で「知らぬ・存ぜぬ」を決め込んだら、いったい、誰が事実上の舵取りをするのでしょうか?

継続を「災い」とせず「力」にするためには、クラブの理念や哲学を見い出す必要があるだろう継続を「災い」とせず「力」にするためには、クラブの理念や哲学を見い出す必要があるだろう

増額が見込まれる分配金をアテにした、お手軽補強が加速するかと思うと、妙に暗い気持ちになります。カネの使い道を考えるより先に、その判断基準となる「クラブの憲法」(=理念・哲学)を定めていただけませんか? いかようにも解釈できる曖昧なものではなく。期待するだけムダと諦めている方々のお気持ちもわかるのですが、それを言っちゃあ「おしまい」なので。くれぐれも「新監督と新都知事、先に辞めるのはどっち!?」なんて、言わせないようにしていただきたいものです。

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