書籍紹介^ - ^
『サッカーと人種差別』
出版社: 文藝春秋
発売日: 2014/7/18
価格: 810円
【感想】
帯がちょっと迫力あるけれど、難しい本じゃありません。何か答えや解決方法が書いてある本でもありません。
でもこの問題について俯瞰的なことが分かるし、考えるきっかけになる本です。もちろん日本のこと、セルティック時代の俊輔のことや、オシムさんのことも書いてあります。
第1〜2章が通史になっていてどんな事件があったのか分かりやすいです。
でも、読みどころは
第3章「差別と闘う人びと」
第4「コスモポリタンのレッスン」
あたりから。
筆者がサッカー好きの文芸評論家なので映画や音楽など引用しながら多角的に論じてます。いいことが書いてあるな〜と頷くこと数回。
つくづくサッカーは文化なんだなあと思います。(*^_^*)
だからこそ楽しくて魅力がある。
でもその反面として色んな問題も起きてくるわけですね。
気になった言葉をふたつほど抜粋
・スタジアムと社会は地続きである(141頁)
・サッカーというプラネットの上にいる限り、テクニックを持ち、チームのことを第一に考え、ゴールする瞬間を夢想しては背中をゾクゾクさせる…そういう人間たちこそが、このプラネットの住人なのであり、条件は「サッカー好き」以外にない(206頁)。
アウェー遠征のときに電車の中で読めてしまったので、そう難しい内容ではないです。でも中身は濃いです。
一読の価値あり!です。ε-(´∀`; )
オススメ星…★★★★(5つがフル)