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☆Fronista
vs.Real Sociedad
豪雨に見舞われ、強風が吹き荒れる厳しい環境で行われるアノエタ。
スペインでは珍しい環境な上、バルサはこのピッチにことごとく苦戦を強いられてきた。
実際、バルサは今回の試合を迎えるまでの７季もの間、一度もアノエタで勝てていない状況が続いていた。
今までのジンクスを覆したいところだったが、またしても相性の悪さを発揮してしまう。
ジョゼに先制点を奪われ、更には追加点も取られる苦しい展開に。
何とか、前半の内に一点を取り返したのが精一杯で、試合内容は圧倒的にラ･レアルに支配されていた。
しかし、あろうことか前半に取り返したこの一点が後にバルサの起爆剤になるとは、誰が予想していたであろうか。
後半序盤、早速スコアが動く。
ロベルトが自陣の右サイドから長距離に渡って一人をかわしながらドリブルすると、空いたスペースに上手くスライドしながらポジショニングしていたレオへパス、レオが少し間合いを気にしながら、PA内付近にいたスアレスへ、最後はそのままダイレクトで美しい弧を描くように鮮やかなループシュートで見事な同点弾を決め、スコアを再びタイに戻す。
そして、ついに逆転弾を決める訳だが、これまたスアレスのずば抜けた俊敏性と反射神経の速さが光った場面だ。
相手GKの中途半端なゴールキックをラキティッチが空中戦の競り合いを制し、流れるようにスアレスへと渡り、そのまま左隅に豪快にシュートを決め、見事トッピエッタ。
誰一人反応していなかったパスを素早く察知したスアレスが見事な逆転弾を決めた。
しかし、これで終わらせないのがバルサ。
トドメの一撃もしっかり忘れない。
レオ自ら掴んだFKで鮮やかなゴラッソを決め、今季リーグ戦初のFK弾となった。
前半まではまたしても嫌な記録が更新されるかと脳裏をよぎったが、結果を見れば"4-2"。
ついに欧州５大リーグの内、唯一公式戦無敗を貫いているクラブとなったバルサだが、バルサの独走はまだまだ終わりを見せないようだ。
(none)
2018/01/17 07:28
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