26979☆あ 2014/12/20 08:20 (iPhone ios8.1.1)
角田、結構前から決まってたんだね
自らが着用した仙台のユニホームに「感謝」と書き込んだ角田
 J1ベガルタ仙台は19日、主将のMF角田誠(31)がJ1川崎に完全移籍することを発表した。角田は京都などを経て11年に仙台入り。主にボランチとして、11年には4位、12年には2位の快進撃を支えた。躍進の原動力の1人となった角田がこのほど、スポーツ報知の単独インタビューに応じ、移籍を決意した理由を明かした。(聞き手・高橋宏磁)

 慣れ親しんだ仙台を離れる―。悩みに悩んだ末の結論でも、胸中には複雑な思いがある。

 「やっぱりさみしい思いがある。感謝の思いが強いから。仙台に来るまで、プレーヤーとしてはくすぶっていた部分もある。本当に色んな人から『仙台に行って良かった』と言ってもらった。移籍は自分で決めたことだけど、さみしいね」

 11年は4位。翌年は2位に入り、クラブ史上初となるACL出場権獲得に貢献した。13年には4人の共同主将の1人を任されたが、物足りない気持ちも感じていた。

 「自分の中で、どこかマンネリ化していた。だから昨年末、監督がアーニー(アーノルド)に代わると決まった時はうれしかった」

 今年4月、成績不振によりアーノルド前監督が解任された。後を引き継いだ渡辺晋監督(41)のもと、イレブンは団結。5月に4連勝するなど、チームは息を吹き返した。だが、この頃から「移籍」を考えるようになった。

 「渡辺監督に代わってムードが変わった。和気あいあいとやっていたし、チームとしても、良い方向に向かっていた。でも他の選手に対して『なんでその姿勢を最初から出さないのか』と感じていた。夏ぐらいには丹治(強化部長)さんに『仙台を出たい』と伝えました。仙台が嫌いとかではない。自分の感情の部分。刺激が欲しかった」

 「マンネリ」という言葉は使ったが、感謝の気持ちは忘れていない。11年3月には東日本大震災を経験。人生観が大きく変わった。

 「今までは、試合に出られないだけでも腹を立てたりしてた。でも、テグさん(手倉森誠元監督)が『被災地では家族を亡くされた方もいる。今サッカーができることは、本当に幸せなことなんだ』と言ってくれて、考え方が変わった」

 今季の終盤戦は出場機会を減らしたが、その原因の一つは左足首痛だった。12月10日。仙台市内の病院で、左足首の遊離軟骨除去の手術を受けた。

 「痛くない時もあったけど、川崎側にも相談して手術しました。15日から(クラブハウスで)リハビリを始めたんですが、仙台のトレーナーが付き合ってくれています。移籍を決断した選手にも、丁寧に対応してくれる。あり得ないことだと思う。仙台のスタッフは優しかったし、本当にお世話になった。だからこそ、さみしい思いがある」

 川崎の強化部からは、リーダーシップも評価されている。頂点を目指すチームに、貢献したい思いは当然強い。だが、現時点での目標は一つだ。

 「早くユアスタを訪れたいですね。ブーイングでも拍手でもどっちでもいい。ユアスタのピッチは、自分の中では最高。アウェーの選手としても、楽しみがあります」
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