43946☆あ 2015/08/07 01:56 (none)
一般的な3バックのメリットはCBの数が多いので守備面への効果が一般的ですが、自分は攻撃を意識しての採用だと考えています。

攻撃面で考えると、サイドのスタートポジションが前目になります。そのため、前線への攻撃参加がスムーズになりますし、ビルドアップ時に前方にパスコースや起点を確保するという意味でも、サイドの選手が比較的高い位置で張るのは効果があります。
また左右のCBが攻撃参加することで、同サイドに3枚いることになるため、数的優位を作りやすくなります。これは守備が出来て攻撃性能のある選手が必要であり、対人レベルアップを果たした武岡などはまさに適任だと思います。
ビルドアップも4バックの方が人数が多いのでスムーズに思えますが、実際はDF間のボール回しは左右の揺さぶりでチェイスを剥がすのが基本なので、真ん中の中継役は一人で十分で、CBが一人余るため、3バックの方が効率的という見方もできます(但し、プレスにハマる想定をしてのGKも含めたリスクマネジメントは必要でしょう)。
4バックでも動き方次第で上記と同じ効果は作り出せますが、3バックの方が役割や動き方が明確にしやすいと思います。

3バックの前提として、激しい上下動が可能で、状況に応じて5バックや5トップも可能な攻守バランスの良いサイドプレーヤーが必要で、かつ川崎はパスワークに参加しなければならないので、適任は限られます。左はコミ、右はエウソンがいる前提で成り立っているものと考えてます。夏場はかなりキツイと思いますので、仮にコミとエウソンいずれかにトラブルが発生したら交代要員が狙われて3バックは破綻する可能性があります。車屋がいますが、車屋を左で使ったら、CBの控えは現状では板倉になります・・・

ただ、上でいろいろ効用を述べたものの、結局は相手の間に入って攻撃しやすいかが最重要だと思います。なので、いまのメンバのフィーリングと相手関係から攻撃しやすい距離感を求めたらたまたま3バックなっただけだとも思っています。実際去年から今年にかけて4バックがハマっていた時期もあったと思いますし、うまくいってませんが最近4−3−3も試してますし。負傷者の増減で組合わせはまだまだ変えていくような気がします。
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