98044☆竹田新兵衛 2017/02/02 09:40 (F01E)
男性
マリノスとの因縁
遡れば我々がまだJ2にいた時代。
川崎と湘南(当時平塚)との試合を「神奈川ダービー」と銘打って実施したところ、マリノスのフロントが「俺たち抜きで神奈川ダービーを名乗るとは不届き千万」と激昂。
「神奈川ダービー」の名称を使わないことを強要してきた。
当時、一介の後進クラブでしかなかった川崎フロンターレはこれを受諾。
以後、いかなる場合も「神奈川ダービー」と銘打ったプロモーションをしなくなった。
時は流れ2006年。
2004年にぶっちぎりでJ1昇格を果たし、周りからも新進気鋭のクラブと認知された頃、我々はマリノスとの神奈川ダービー共催案を提示した。
しかし、これに対してマリノスフロントは冷淡に突き返した上「俺たちとお前らでは格が違う。」と言い捨てたとか。
ちなみに、この時踏みにじられたイベント共催案を練り直して逆隣のクラブと実現させたのが今や一大プロモーションとなっている多摩川クラシコである。
以降、選手移籍や松田旗騒動、バナナ事件、2013年の優勝阻止などを経て両者の因縁は深まり、現在に到る。
参考追記
・マリノスは横浜FCとの横浜ダービーにおいて相手を侮蔑するようなプロモーションをかけてひんしゅくを買っている。
・多摩川クラシコの成功を受け、東京ヴェルディとの「元祖クラシコ」を開催するも、ヴェルディの降格により単年で冬眠状態にある。
・湘南を含めた神奈川のクラブで行う共催イベントが「神奈川ダービー」でなく「SKYシリーズ」と呼ばれるのは先述の因縁が痕を引いているからだと言われる。
・マリノスは川崎フロンターレのイベントに類似したイベントを後追いでやることで有名だが、これは川崎が関係各所と折衝を重ね、前例を作ったからだという事実(ピッチに動物→保健所、トラックにレースカー→陸連)はあまり知られていない。