97849☆ああ 2024/12/01 13:42 (Android)
男性
ガイナーレ鳥取 2024年 総括
日本海新聞
林監督インタビュー
プレーモデル確立に手応え
頭を使ったサッカー必要
シーズン前半11戦未勝利にどう改善に取り組んだか?
「相手チームやリーグの全体的な傾向を考慮し、特に攻撃面でよりダイレクトにゴールに向かう姿勢を意識させた。どのチームも最終ラインの背後や連係に隙があるように見えたので狙いどころと捉え、そこにアクションする回数を増やした。後半は目線がそろい始め、狙い通りのプレーが増えた。もう少し早く出来ればよかった」
失点はリーグで2番目に多かった?
「よくあったのはカウンターや安易なミスなど何もないところからの失点。改善しようと3バックにフォーメーションを変えた。結局失点の少ないチームが上に行く。失点を減らすために個人の技量や強さ、賢さが必要。もっと一人一人が気を利かせ、責任感を持ってやれるとよい」
手応えはあるか?修正が必要な部分は?
「大切なのはどんなシステムで誰が出ても同じ考え方でサッカーが出来るプレーモデル。ブレずにやってきて形になった。チームとしてプレー原則や基準を落とし込むことが出来た半面、個人の課題にアプローチする機会はもっと必要だった」
選手に求める要素は?
「まずは意図を理解する習慣をつけること。ガイナーレの練習は自分たちのプレー原則がある上で、前節の課題や次の対戦相手を踏まえたテーマがあり、それによって広さや人数、条件を変える。意図をくみ取って練習しないとうまくいかないので、苦手な人には最初の関門となる。頭を使ってサッカーを見て、プレーするようになってほしい」
来季の戦術や選手構成の軸はどうなる?
「ベースにある部分は変わらない。今のサッカーを知る選手たちがたくさん残ってくれればやりやすい。少しでも土台が残った状態でスタート出来れば。その状態で今のスタイルに合いそうな選手を取るのか、アスリート能力に優れた選手を仕込んでいくのか考える」