1232414☆青黒好き 2025/01/28 21:08 (iOS18.1.1)
男性
宇佐美が思い描く「自分も周囲も多彩な形でゴールを奪える集団」への進化は見えてきたのか。1月28日の浦和レッズとの練習試合(45分×3本)はそれを測る絶好のチャンスだった。

 予想通り、エースFWは最前線に陣取り、背後に位置する新加入の名和田我空、奥抜侃志らと攻撃陣を形成。開始早々にいきなり彼自身が決定機を迎えたが、これは惜しくもクロスバーの上。先制点とはならなかったが、昨年11月の怪我の影響はもはや皆無と言っていいほど動きは軽やかだった。1本目はそこからもG大阪がボールを保持する時間が長く、より高い位置で主導権を握るという意識が色濃く感じられた。
 
「今年のテーマは『前から奪いに行くところ』。そのシーンはすごく多く作れたし、チャンスも生まれた。もともと我空も侃志も能力のある選手ですし、クオリティもあるので、チームのスタイルの中でそれぞれの出し方を見つけていってくれればいいですし、ポジションの近い選手に関して、自分はプレーしたいエリアとかもあるので、やりながら合わせていけばいい」と宇佐美は手応えも口にした。

 だが、0−0で最初の45分を終えた後の2本目はやや停滞。GK一森純のパスをマテウス・サヴィオに拾われ、そのままチアゴ・サンタナに決められるという昨季には見られなかった失点場面も作ってしまった。


 中谷進之介も昨年末に「夏場以降は貴史君以外に得点を取れる人がいなかった。それはチームとして明確にあったし、課題を改善していかないといけない」と語っていたが、宇佐美の個人的な数字の引き上げはマストと言っていい。
 
 ポヤトス監督もそのためにウェルトンや山下を昨季と反対のサイドでトライしたり、レンタルバックした若手の唐山翔自、南野遥海らを前線に置いたりと、様々な組み合わせを試している。そういった試みがエースのゴール増、そして他のアタッカーの得点パターン拡大など、数字的な上積みにつながれば一番良い。

 そうなるように、宇佐美はこれからも率先して仲間と意思疎通を図り、良好な関係性を構築していく必要がある。多くの人が考えているように、やはり今季もG大阪はこの絶対的なリーダーの一挙手一投足にかかっている。それは紛れもない事実である。
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