ああ
No.1601894
「補強、補強」と言うサポーターの気持ちは分かるけど、実際にプレーする選手側が同じように考えているとは限らないと思う。

実際、出場機会を求めて移籍する選手なんて山ほどいるし、「サッカー選手として試合に出るためなら、カテゴリーを落としてでもプレー時間を確保したい」という趣旨の発言も何度も聞いてきたはず。

当然、補強してスカッドを増やせば、既存選手や若手に回る出場機会は減る。特に若手にとっては、目の前に新しい選手が何人も入ってくれば、ベンチ入りや途中出場を含めてチャンスそのものが減る可能性がある。

しかも現時点でガンバは、GK4人+フィールドプレーヤー29人の計33人が在籍している。決して人数が少ないスカッドではない中で、さらに補強を重ねることが本当に最適なのかは考える必要がある。

ロジャー・シュミットも、Jリーグについて「35〜40人も抱えていては若手の出場機会が少なくなる」と指摘し、欧州では育成を重視するクラブほど、意図的にスカッドを絞っているという趣旨の話をしている。バイエルンを例に、トップチームの人数を25人程度に抑え、その一部をアカデミー選手に充てる考え方まで紹介していた。

この考え方はもっと聞き入れていいと思う。

それに、補強は単純に「戦力が増える」という話だけではない。補強されたポジションにいる既存選手からすれば、「自分は信頼されていないのか」と感じる可能性もある。柿谷も『しくじり先生』で、自分の立場や起用を巡って気持ちが荒れていった時期について話していたと思うし、選手の心理まで含めて考える必要がある。

今のガンバを見ても、長期的に復帰の目処が読みにくいのは林大地くらいで、三浦、半田、奥抜、横井については復帰を待てる状況なら、何でもかんでも人数を足せばいいとは思わない。

もちろん明確に層が薄いポジションなら補強は必要で、現状で強いて挙げるならボランチは検討してもいいと思う。

ただ、「怪我人がいるから補強」「他クラブが補強しているから補強」という発想だけで人数を増やすのではなく、

今いる選手の復帰時期、33人という現在のスカッド規模、若手の出場機会、既存選手への信頼まで含めて、本当に補強が必要なのかを考えるべき。

返信コメントをする

💬 返信コメント:0件

※返信コメントがありません


🔙TOPに戻る