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ガンバ大阪 J2降格の危機。MFファン・アラーノの獲得はかなり疑問。(サッカーコラム J3Plus)
これだけ結果が出ないので「監督交代を実施する」というのもあり得る選択肢の1つになるが現時点でそういう考えはないと思われる。片野坂監督のままで新戦力を加えてJ1残留を目指すことになったが、言うまでもなく、リスクは高い。MF山本理の移籍金は1億円ほど。争奪戦になったFW鈴木武蔵の年俸も相当に高いと思われる。MFファン・アラーノも鹿島時代の推定年俸は7,200万円。かなり高額である。「夏の移籍市場で選手を獲得するときは相場以上のお金が必要となる。」と考えられるのでG大阪がこのまま低迷して「J2降格」となった場合は彼らの年俸は重い負担になる。何が何でもJ1に残留しないといけない状況になった。
「降格を回避のために積極的な動きを見せないといけない状況」であることは理解できるがMFファン・アラーノの獲得は余計だったように感じる。
1トップ+2シャドーが基本なのでアタッカーのポジションは2つしかない。MF食野亮、MF石毛、MF山見、MF倉田、MF中村仁、MFウェリントン・シルバがいるので他のポジションと比べると充実度は高い。当然、怪我をしているMF宇佐美もいずれは戻ってくる。高額年俸のMFファン・アラーノを完全移籍で獲得するのはいい補強には思えない。
もちろん、残りの11試合の中でMFファン・アラーノが勝ち点獲得に貢献する試合は出てくるとは思うが補強に費やすことが出来るお金は無限にあるわけではない。MF山本理が怪我をしてしばらくプレーできなくなったことを考えるとこれだけの大金はそちらに費やしたかった。フォワードやアタッカーに「個の力」を持った選手を擁していてもそこまでボールを運べなかったら意味がないことはすでに実証済みである。
今シーズンのG大阪の大きな問題点は「片野坂監督を招聘してパスをつなぐサッカーに取り組んでいながら実現できていない点」である。
ここ最近はハイプレスを採用しているので大分時代に見せていたショートパスをつなぐサッカーにそこまでこだわっていないように思えるがどんなサッカーを志向するにせよ、後ろから落ち着いてボールを保持できないと現代のJリーグで安定して勝ち点を積み上げていくのは難しい。