背番号55 (none)
2015/07/17 14:49
男性 60歳
応援に関するギラヴァンツ北九州の見解について
2015年7月17日 (金)
この度一部新聞報道あるいはネットニュースで、ギラヴァンツ北九州のサポーターが応援で連呼している「ぶちくらせ」が「賛否両論を巻き起こしている」と大きく報道されました。
本件についてクラブは昨年来、応援団体の代表者と数回にわたり話をする機会を得ましたが、見解を異にしたまま今日に至っています。こうした状態を一方的に応援団体にその責を帰するのではなく、クラブも「ぶちくらせ」の連呼と横断幕等の掲出についてきちんとした「見解の明示」と「停止の申し入れ」が果たせていなかったと反省し、7月9日に改めて応援団体の代表者と協議の場を設け、文書によるクラブの見解と中止の申し入れを行いました。
残念ながら今回も応援団体との協議は同意を得るには至りませんでしたが、この機会にこれまでの経緯とクラブの基本的な考え方を説明いたします。
【これまでの経緯】
これまでクラブは、応援団体の自発的コールリードに対し、チームの結束と選手の士気を鼓舞する内容については感謝と敬意を払ってきました。
昨年3月のJ1クラブの一部サポーターによる差別的掲出物に端を発する一連の問題をきっかけに、クラブは応援コールの中の「息の根止めろ」と「ぶちくらせ」の使用停止を応援団体の代表者に口頭で要請しました。
協議の結果、「息の根止めろ」は停止されましたが、「ぶちくらせ」は見解の相違を残したまま継続されてきました。
その後もファン、サポーター、市民の皆様から「ぶちくらせ」を中止すべしと多くのご意見がクラブに寄せられ、引き続き応援団体との協議の場を設け話し合いを重ねてきましたが、同意を得られないまま先日の新聞報道に至りました。
【クラブの基本的な考え方】
クラブは2001年の創設以来、「子どもに夢と感動を!街に誇りと活力を!」の理念の下、ファン、サポーターを始め、行政、地元経済界、市民の皆様の物心両面にわたる力強いご支援をいただきながら、クラブの発展とクラブ理念の実現に向けて活動しております。当初「ぶちくらせ」コールあるいはその掲出物について、クラブ内でも認識の共有が不徹底であり、応援団体にも誤解を生じさせる原因になったことは率直に反省しております。
しかしながら、クラブが掲げる理念に照らせば、今回の「ぶちくらせ」の表現は、感受性豊かな子どもたちにスタジアムという空間で、技を競い、勝負に拘りながらも相手をリスペクトし、フェアな戦いを表現するというスポーツの価値を体感してもらうためには不適切な表現だとクラブは考えています。
またクラブは、「ぶちくらせ」がどのような意味で使われているかを問題にしているのではなく、ギラヴァンツ北九州のすべての支援者の中にも多様な受け止め方があり、スタジアムにおいては否定的な受け止め方をする応援者の呼応が得られず、クラブが目指す「スタジアムが一体となってチームを応援する雰囲気づくり」を困難にする要因になると危惧しています。
クラブは今後も応援団体との協議を重ね、クラブの考え方に理解を求めていきます。今回の件についてご心配をおかけしております皆様方にも何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
平成27年7月17日
株式会社ギラヴァンツ北九州
代表取締役社長 横手敏夫