57021☆東京ギラヴィスタ@Season 2 2020/06/13 01:55 (iPhone ios13.4.1)
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J2開幕戦 長崎対栃木 その1
J2再開まで2週間{emj_ip_0792} 今日はDAZNで長崎対栃木の試合を観ました。二期目の手倉森誠監督率いる昨シーズン12位、天皇杯ベスト4進出の長崎が、ホームのトランスコスモススタジアムに昨季20位の栃木を迎えての一戦。

長文ですが、お付き合い頂けましたら幸です。
(不快に感じられた方、申し訳ありません)


長崎は3バックに1トップ2シャドーの3-4-2-1。後方からパスを繋ぎゲームを組み立てる、所謂ポゼッションサッカー。ショートパスでの繋ぎを大切にするスタイルはギラのサッカーに少し似た匂いがする。

対する栃木は4-4-2フラットで、2トップは元代表の矢野貴章と、鹿島産19歳181cmの有馬。高さとスピードに秀でる2トップに、後方からどんどんロングボールを放り込み、こぼれ球を拾って素早くシュートに結びつけたい狙い。

前半から栃木は2トップと両サイドの選手が前線から激しいプレスをかけ、ボール奪取からのショートカウンターを連発。マイボールの際は2トップの高さと走力を活かし、後方からの徹底的な放り込みを敢行。全体のハードワークも手伝って長崎を自陣ゴール前に釘付けにした。

長崎はビルドアップの際3-4-2-1のボランチが1枚降りて4-3-2-1を形成したが、2シャドーの位置取りが高すぎた上に両サイドも開いていた為、中盤に残っていたもう一枚のボランチが孤立、狩り処にされてしまいショートカウンターを何度も喰らう。長崎の中盤を回避した前線へのパスは栃木DFに尽く拾われ、そこからキープ力のある2トップへの放り込みによってまた押し込まれてしまうという悪循環。

但し、戦術的には奏功していた栃木の攻撃にはゴール前でのクオリティが欠けており、幾度押し込めど決定機を作れず。一方長崎は圧倒的に押し込まれる展開の中、前半22分に何とか得た左CKを1トップの冨樫がニアですらし、裏に走り込んだCBフレイレが押し込んで先制してしまった。その後前半終了まで長崎の前後分断は修正されず、栃木のハードワークにたじたじの展開。栃木は矢野貴章を中心に高さを活かした攻撃をするも、不発。前半は1-0で終了。

後半開始、長崎の組立てに修正が入る。ビルドアップの際ボランチを下げず3-4-2-1を継続することでパス回しが多少安定したが、展開自体は前半と同様ハードワークの栃木の優勢で推移した。然しながら栃木の苛烈なプレスもいつまでもは続かず、徐々に長崎が中盤戦で勝り始めた。然しFWビクトル・イバルボや、ブラジル一部のアトレティコ・ミネイロから今季加入のMFルアン、玉田らのタレントを欠いた長崎も大したチャンスを作れず、ゲームは滞留。

愚直にハードワークを続けた栃木は後半24分、ショートカウンターから明本選手がヘディングでゴールラインを割った。漸く栃木のその苦労が報われた瞬間であり、観る側としてはやっとゲームが面白くなってきたと思ったのだが、なんとシュート直前の競合いの中での明本選手のファウルを取られ、ノーゴールの判定。これは個人的には疑惑の判定。

その後両チームともにあまり良いシーンを作れず、そのまま1-0で終了、長崎が勝利した。

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