81217☆浅草ギラ 2021/08/21 22:40 (iPhone ios14.7.1)
小林監督
小林監督については賛否両論あって当然、色々な意見があって然るべきと思います。
贅沢な願いかもしれませんが、昨シーズン後半戦の頭に戦術的な行き詰まりが見えた時点で、此処もそうであって欲しかったと思います。
さて愛媛戦で見えた光明とは、2点得点したうち両者とも内容が優れていたこと、我がクラブが戦術の基礎基本として目指すべきものの具現化であったということです。
1点目からはポゼッションから崩すという点で光が見えました。キーとなる考え方は距離リズムの長短を織り交ぜたパス廻しを、相手の陣形に穴ができるまで粘り強く続けるということです。
コーナーへ追い込まれた状態からセンタリングを上げるのでなく、工夫を織り交ぜながら相手が崩れるまでパス交換をじっくり続けるということです。
2点目からは相手ボールに対し守備から入るときの戦い方に光が見えました。パスコース、スペース、タイミングを嫌らしく消し続けるポジショニングを繰り返し、相手が迷った瞬間に仕留めにかかる。
プレスとは相手にプレッシャーを与える守備時のポジショニングなのです。ここでも大切なのは、相手が苦しくなるまでじっくり追い込んでから、最後にチェイスで仕留めるという考え方です。良い状態でボールを保持する相手に全力でチェイスすることは、自身へのダメージリスクが大きいのです。
愛媛戦後の大悟選手からのコメントからは、2点目の取り方はあくまで個人的戦術だったとありましたが、チームとして改善と共有が見られることを期待しています。
3バックはリベロに村松を入れて、ということなら考えられなくもないですが、恐らく押し込まれて跳ね返せない、押し上げられないということになるとは思います。そこに何某かの解があるのでなければ難しいと思います。
色々書きましたが、兎に角明日が楽しみです。
新しい波を起こそう