99924☆ぽんち 2022/06/09 13:08 (Safari)
28歳歳
議事録の定義
1と5のところで見解の相違が出てる。
1 作成目的
【議事録】
会議や面談などの発言内容を最初から順番通りに文章化したもので、議論の流れを詳細に追っていけるものです。監査や訴訟の際の資料といった各種の検討や検証などにも用いられます。
【議事要旨・議事概要】
議事録よりも読みやすい形で簡略にまとめられ、話題の共有や周知などに利用されます。
議事録が詳細な地形図だとすれば、議事要旨・議事概要はビジュアルに優れた簡易マップといったところでしょうか。
2 公開範囲
【議事録】
詳細に記録するがゆえにキワどい言葉遣いや非難の応酬といった生々しいやり取りも含まれるので、不特定多数への公開が不向きなことも多いでしょう。
【議事要旨・議事概要】
「報告」や「成果物」などとして文書化、資料化されるなどして、ある程度読まれることを前提にしています。議事を簡略にまとめることで不適切な部分が和らげられ、オープンにしやすくなります。
3 発言者の匿名化
【議事録】
「誰」が「何」を話したのかを追跡できるのが議事録の役割なので、発言者の明記が基本です。実名を記す代わりに非公開扱いとして、出席者に忌憚ない発言をしてもらうという場合もあるでしょう。
【議事要旨・議事概要】
読みやすさを優先してイニシャル化や肩書・属性のみへの置き換え、場合によっては発言者自体の省略も行います。公開範囲が広いことへの配慮ともいえそうです。
4 発言順の並び替え
【議事録】
話題が飛ぶ、議論が錯綜するといった場合、議事録では、発言順も含めての議論経過という意味で、実際の発言順を概ね維持します。
【議事要旨・議事概要】
議論の流れを踏まえて、話題ごとに発言順を並び替え、読みやすく整理します。
5 発言自体の省略
【議事録】
差別語や不適切な表現、乱暴な言葉遣いなどがある場合、議事録では、そのような発言もまた議論の一部だと考えて、表現を変えることはあっても発言自体は極力残します。
【議事要旨・議事概要】
問題のある発言に限らず重複発言、趣旨不明の発言なども含め、議論の趣旨を損ねない程度に省略もします。