108020☆のらさぽ 2016/11/05 11:30 (none)
次へ踏み出す為の自分なりの総括
何だか、久米氏の辞任報道を境に、出向組を絶対悪としてその対抗軸である久米氏を持ち上げる雰囲気には違和感を覚えます。

誤解して欲しくないけど、出向組やTOYOTAサイドに対して私だって腹正しい気持ちだよ?
特に佐々木副会長は、久米氏による小倉監督解任案上程をはねて小倉の任期を無駄に引っ張った点で、久米氏以上に責任を負うべき立場にあるはず。
つーか久米氏よりも先に、彼こそ辞任を表明すべきだろ? 私の判断ミスのせいで間に合いませんでしたって。

ただ、久米氏を全肯定する気にもなれないのです。
確かに2010−11年の黄金期を成し得たのは、彼の功績。
しかし、同時にその後のチームデザインを失し、長い目で見て今回の降格の遠因を成したのも彼だと思います。
なにより、彼が社長職に“昇格”した結果としてチーム編成権を手放したのが2015年からだった事を忘れるべきじゃない。
隼磨、増川、玉田…彼ら主力切りをしつつ、その後の適切な補強・拡充やチームコンセプトの確立を成し得なかったのは、編成権を有する当時のGMだった久米氏の責任となるし、その辺りから今のチームの歪が始まっていたと私は思ってます。
言ってしまえば、西野体制以前、ピクシー体制末期から既に予兆はありましたし、その歪みが限界点に近付いていた最悪のタイミングで出向組の撹拌も入ってしまった事が、今の状況をもたらしたのだと考えています。
そして、以前の報道が正しければ、その小倉体制誕生についてさへ久米氏にも応分の責任はあることになるし、残念ながらそこには私たちサポを見据えた視点が見出せませんでした。
なにより今季の久米氏が行っていたのは、ただの内部抗争でしかなかったのですから。
また、そんなフロントの迷走状態を代表してとの意味でなら、湘南戦後のブーイングも間違ってなかったと私は思ってます。

久米政権にも功罪の両方があったわけで、彼に任せ続ければ大丈夫ってそんな単純な話しでもないと思う。
今このタイミングで久米氏が抜けるリスクは承知の上ですけれど、それでも、根本からチームを創り直す為にここで新たな体制でリスタートすることも選択肢としてありじゃないかと、私は考えられるようになりました。
まあ、一番の懸念材料は、今シーズンの名古屋が見せてしまった企業主導型クラブの弊害と言うか、陥穽と言うか。
結局は、TOYOTAがどうこのクラブを主導するつもりなのかって事に掛かってくるのだけれども…とにかく、クラブ側が少しでも早く来季の方向性を示してくれないと、話しになりません。
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