風間さんの評価なんていまさらだが、そもそも風間さんは:
チーム戦術は不要、なぜなら選手の個人戦術が極まればその時にベストな選択肢を全選手が瞬時に判断できるから。
止めて蹴るができると個人戦術が上がる、その過程で選択肢が増えすぎて一時的に判断が遅くなるが、そこを乗り越えると判断スピードは上がる。
的確なポジショニングで、ずっとボールを握れば攻撃されない。
5点取られたら6点取れば良い。
と、かなりの極論者、というか異端者だった。
事実昇格プレーオフでは千葉や福岡対策をして戦ったので、できるけど徹底してやらなかった。
でも現実的には戦況を俯瞰視できるピッチ上のコンダクターは必要で、それが川崎では中村憲剛(と、おそらくDFラインでは谷口やエウソン)。名古屋では中村憲剛の役割を田口が担うはずが田口放出、なのでJ1上がってからはコンダクター結局風間さんはどんどん技術の高い選手を入れ替える事でしか底上げ出来なくなっていった。
丸山、中谷が移籍してきてラインも一応の安定は生まれ、前線にジョーを置く事でなんとか持たせたって感じ。
風間政権継続させるうちは田口を放出すると前提が崩れるんだけど、そこを崩しちゃったのも致命的だった。