129763☆関東 2017/05/10 10:43 (iPhone ios10.3.1)
知らない人多いみたいだけど、風間は「フリーの定義」が普通と違うのは、川崎当時サッカーメディアに取り上げられてけっこう有名な話だし、これが風間の目指すサッカーの核心でありベースだと思う。
簡単に言うとマーク背負ってても、次のプレーを優位に運べる位置にパスが来て・止め置ければ、それは「フリー」だし、それが連続してできればボールを失わないうえに、狭くても選手がフリーだと感じてプレーを繋げるならスペースの概念も究極的には関係無い。その選択肢を増やす為の「止める」、「蹴る」の精度な訳で、それ自体は目的や戦術じゃない。それが短い距離で高い水準でできたら、距離を40mとかに伸ばしてくんでしょう。
名古屋はいま、選手が愚直なまでにそれをトライしてるから、フリーの概念を理解せずに見ると、パス多用するとか、中央の狭いスペースを狙うだとか、単一的な「手法」が戦術であるかの様な見え方になるんでしょう。
まぁピッチに立ったら監督はプレーできないので、ある程度選手が臨機応変にやるべきなんだが、特に日本人選手達はそこまでメンタルが器用じゃないんでしょう。
プロなんだからサイドチェンジやクロスだって散々育成年代でやってるけど、風間が求めてるベースを短い距離で習得する事にまだ必死な感じがする。
川崎はこの個の局面におけるベースができた後に、相手全体を揺さぶるカウンターやサイドチェンジを使いだしました。まぁ、形になるまで一年以上かかったが。。