271569☆もち 2019/03/25 20:21 (507SH)
男性
楢崎CSFニュース 楢さん母校で講演会
3月14日、母校の奈良育英中学・高校で中学1年〜高校2年の生徒たち約600人に「夢の実現に向けて」というテーマで講演。

〈講演内容の概要〉


 僕の出身は奈良県香芝市で、毎日1時間ぐらいかけてここ(奈良育英高)まで朝練に通ってました。毎朝5時とか5時半に起き、遅れそうになったら怒られると思い、バスに乗ったり走ったり、そんなことをすごく覚えてます。

 全国大会に出たい気持ちで入学したとは言っても、そのへんの本当に普通のサッカー少年だったんです。一つひとつクリアして、県選抜に入ったり関西選抜に入ったりしてだんだん道が開けていって。

 高1のとき、全国大会で優秀選手になるくらいの先輩がいましたし、必死で壁を越えようとした下級生の頃の思い出はすごいあります。先輩や監督に怒られて苦しい時期もありましたけど、乗り越えて全国大会で3位にたどり着けました。

 そういう仲間とは今でもすごくいい友だちで、年に数回は集まってご飯食べたりお酒飲んだりします。みんなで乗り越えた経験が絆を一つにさせてくれた。

 「夢を実現」ということですが、自分それぞれの好きなことがあれば没頭してほしいと思いますし、なかなか見つからない人もいると思います。

 僕もサッカー選手になるなんて当時考えつかなかった。ただひたすらがんばるだけだった。やりたいことがまだ見つからないなら、慌てずに自分のやれることをまず一生懸命やれば、色んな道がひらけるんじゃないかと思います。

 日本代表の話がいいですね? 僕がプレーしたW杯って02年なんです。僕が活躍したのはお父さんとかお母さんに聞いてください。僕からは特に言いません。

 今で言えば吉田麻也(サウサンプトン)とか本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)は、名古屋グランパスで一緒にやりました。彼らが高校卒業して入ってきたとき、まあ、うまかったですけど、まだまだでしたね。でも志がすごい高かったです。僕の話じゃなくて申し訳ないんですけど。

 彼らはすごく野心家で、上の人に物おじせずに会話していたし、こういう選手が日本代表になって世界で戦っていくんだろうなと感じましたね。一緒にできたことを誇りに思えるような選手になってるかな。

 何が言いたいかというと、サッカーを通じていろんなところで勉強させていただいたということです。

 時には仲間を助け、自分がつまずいた時は仲間が助けてくれました。サッカーは一人じゃできなかった。朝練があっても母親が毎日弁当を持たせてくれて、いま思えばすごく大変だった。僕も息子いるし、感謝の気持ちが湧いてきます。

 みなさん自分が進みたい道が出てくると思いますけど、仲間がいて、サポートしてくれる人がいる。それを常に意識しながら人生、学校生活を楽しんでもらえるといいなと思います。
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