287730☆ああ 2019/06/07 23:55 (iPhone ios12.3.1)
名古屋のロンドは格闘技
ライカールトがバルセロナを率いてCLを制した時代、ロナウジーニョ、デコ、エトーがピッチを自由に動き回り、そのサッカーは「巨大なロンド(ボール回し)」と形容された
太鼓を叩きながらダンサーが踊っているようなド派手なサッカーだ
今の名古屋はそのロンドのエリアを、さらに狭いエリアにぎゅっと押し込んだ感じである
息ができないような早い展開になり、ダンスよりも格闘技に近い
特筆すべきは中谷の動きだ
枠ができるまでは丸山と最後尾を固めているのだが、枠ができたと判断すると、ときにサイドバックかのようにライン側に近づいてパス交換に参加し、ときにトップ下かのように最前線へ走る
“エキストラプレーヤー”として驚きを与える
あくまでこれは“よくある形の1つ”で、シミッチが後ろに残って丸山が前へ走ることもあれば、中谷が残ることもある
決まった形は存在しない。風間監督は「アメーバのように変化する」と表現する
「それぞれ役割が決められているわけではなく、枠の中で全員が流動的にどんどんボールに絡んで行くサッカー 常に流れに乗れることが大事になる」