299488☆グラサポファン 2019/07/09 23:54 (X1)
逆ホームアドバンテージのジレンマ
今日は長文続きなのにすいません。目の疲れた方々はスルーでお願いします。以前ぐるなび記事でこんなのがあったんです。
(原典:家族の前でのブーイングにしばらく立ち上がれなかった……上川徹が世界で評価される審判になるまでの道のり2017-07-13)引用なし
圧倒的な応援でホームアドバンテージがないのが腑に落ちなかったが、上川氏のこのインタビュ―記事から、以下のことが読み取れました。
・審判は雰囲気に流されてはいけない。
・一つの判定で観客全員を敵に回して非難を浴びても、逆に張り切るのが審判。
・おかしいオフサイド判定はほぼ誤審(明らかなものが大半であるのに、4%も副審の誤審があると告白。25回に1回=3〜4試合に1回は必ずあるということ)
常に盛大なスタジアムの応援に圧力を感じる審判の、雰囲気に流されずに公平にジャッジしようとする意識が過剰になって、逆に辛く判定し過ぎているという背景があるように思えてなりません。
また、副審に関しては、予測しやすい縦ポンのロングパスと異なり、攻守の切り替えや意表を突くグラウンダーの縦パスのスピードが速いため、オフサイドラインに合わせて旗持ってダッシュしながら球の出どころと受け手を正しく見るのが運動能力的に不可能。速いサッカーで体力の消耗も激しいので、さらに判断力が落ちる悪循環。
ともあれ疑惑の判定でスタンドから大音量の正当な主張を受けても、審判の皆様は「毎度のど素人のブーイングを乗り越えて自分は公平公正なジャッジを完遂した。いい汗かいた。ワッハッハ」と自分に酔ったまま名古屋を後にしているのでしょうか。話したことがないのでわかりませんが。
監督が審判を刺激しないように配慮していますが、こんな状況を黙っている必要はないと思います。ジャッジリプレイも審判組織が意図的に都合の悪い判定を闇に葬る可能性がある。
審判組織が「そういう目」、「そういう気持ち」で裁いているのだったら、疑惑判定シーンの映像はコメント抜きで公式でどんどん流せば良いと思います。選手がやると損だな。A指定席前でゴール裏をずっと撮影する人を置くぐらいなら、判定専門の撮影班を仕立てればよい。問題映像は審判講習会に提供して差し上げましょう。4級から更新の度に見せればよい。すべては審判の皆さまにうまくなっていただくためです。審判技量が上がらないと、選手が救われません。
まあ、手っ取り早いのは審判とは戦わず、流すか取るかを序盤に賢く見極めて、早く味方につけることを考えるんですな。
なお、現地サポーターは勝っても負けてもそこに存在するのが仕事だから、ここのところ気のせいか気分が少し悪いものの、行かないことはありえないし選手の背中を押す声量を落とす気もないので全く影響はありません。心ある皆さん、ご安心下さい。