34462☆QPR 2015/03/23 12:30 (Nexus)
ヴェンゲル型グランパス=サイド攻撃
ヴェンゲル監督時代の人気があったグランパスって、チキタカだのトリッキーな事だのをしていた訳じゃないよな。
やってたのは到ってシンプルなサイド攻撃で、運動量豊富な岡山や突破力のある平野が、キープ力が高く試合のリズムを変えられるピクシーとサイドで絡んで、チャンスを作り出す事が多かったんだよ。
ファンタジーの代名詞みたいに語られることも多いピクシーだけど、彼のアシストなんかは左サイドに流れてからの正確なクロスやセットプレーからが殆どで、強引なドリブル突破からのスルーパスみたいなプレーはそれほど多くは見せてなかった。
今のグランパスに面白味が足りないのって、ポゼッションが出来ないからとかじゃなくて、単純にピクシーみたいなキープレーヤーが居ないから何じゃないの?
キープレイヤーというのは、キープ力が高く、正確なキックが出来て、アイデア豊富で試合中に変幻自在にギアチェンジを出来る選手。
そういう存在が不在で、仮にポゼッションサッカーを出来る様になったとしても、面白味的には今とたいして違いは無いんじゃないのかな。