54556☆あ 2015/09/13 15:10 (iPhone ios8.4)
続いて長文失礼します
本田の話に、監督には超一流、一流、二流の監督がいて超一流はレギュラーにも控えにも信頼されている、一流はレギュラーには信頼されているが控え選手には信頼されてない、二流はレギュラーにも控えにも信頼されていない監督だと分けられるとあった。本田が今まで代表や世界のクラブで関わってきた監督の中でも超一流と感じる監督に岡田さんの名前があった。
岡田さんは世界の有名な監督に会いに行ったり修行したりしてるし、代表やクラブでもそれぞれ結果出してきた。人間的にも非常に思慮深く本質を追求する方で今やられてる今治のプロジェクトもその考えの深さの末にやられてる。
岡田さんの話ではW杯の後に日本の課題を持って色々な人に話を聞きに回ったらしいがスペインのある方に日本や世界の現状を話してるうちに指摘されて気付いた事があった。
岡田さんも西野さんの戦術で選手を縛らず、サッカーの攻撃なんてのは水ものだから戦術で縛らないのが良いとずっと思ってたらしいけどスペインサッカーの強さの根幹に自由な発想であのパス回しなど、素晴らしく強いサッカーをしてると思ってたら、それは違うと言われた。
要は自由にやってると言っても実は自由には型があった。子供の年代から基本となる型があり、この状況ではこうするというベースを徹底的に教え込まれた上のチームとして戦える状況判断やコンビネーションが出来るのだという。日本にはまずそれが無いよね、個人でやってるからチームとして強くなら無いと指摘されたみたいだ。
今のグランパスにも言えるが、戦術なく個人の判断に任せられる西野監督のやり方への疑問と被る部分を見た。
今、今治でやってる事はまずその基礎、土台を下のカテゴリーから徹底的に構築する事らしい。
こう見てると岡田監督は既に西野さんの発想の次の段階を行ってるよね。世界中の監督に師事してきた、結果も出してきた、本田には超一流の監督と言われた岡田さんの思慮深い意見を吟味してみると、個人的にはグランパスの現状の監督の拘り、やり方に疑問を持っている、そもそも前提が間違ってると。
岡田さんは自由というのはルールがあるから自由てものがあり、何もないからとこからの自由てものはあり得無いと言われてるがその通り、何でも縛りがあるから、ルールがあるからその中で新しい発想や成長が産まれる。どんな道にもある守破離の基本がサッカーにもあるんだと岡田さんは気付いた。