64709☆ハイヒール 2015/12/05 10:57 (iPhone ios9.1)
男性
ちょっと長いけど…。
育成部門を統括するステンリー・ブラードは説明する。
「毎日練習するのはコーチの自己満足でしかない。過度の練習は疲労をためて習熟度を落とすだけ。練習は常に最高の状態でフルパワーでやるから身になる。向上心を旺盛にするにはサッカーを常に“おいしい状態”にしておく必要がある」
オランダでも勝ちにこだわる育成コーチの方が一般的だとブラードも認める。しかし「我々の最大の目的は選手の中身を充実させること」。今、オランダのU―19(19歳以下)代表のうち12人はフェイエノールト所属の選手だ。
そんな練習量で国内のこの世代の最強チームでいられるのは、エリート集団だからでは? こちらの疑念に「勝利より選手をケガから守る方がはるかに大事」と別の答えを用意する。日本での指導経験もあるブラードには故障者だらけで中学一、高校一を目指す日本の風景の方がよほど奇異に映るようだ。
体をいたわりながら、頭は休ませない。