71030☆QPR 2016/01/19 16:55 (Chrome)
小倉監督はオシムよりも高度な事を提唱している
小倉監督の「5人目までが連動するサッカー」
これってオシムの「考えて走るサッカー」よりも具体的で高度な事を提唱してると思うんだよな。
ただ漠然と、各自が「考えて走る」(考えてプレーする)となると、FWならFW、MFならMF、DFならDFと個人や各セクション毎の統一感のないバラバラな正解が導き出されてしまう。
せいぜい、各人各セクション毎の正解の範囲内で、監督が好むor指示した動きに沿ってプレーすれば良いって事になると思うんだけど
小倉監督の「5人目までが連動するサッカー」になると、実戦の中でチームの半数(5人)までの動きを常に意識する訳だから、自然と各セクションの垣根を超えた統一感のある「チームとしての正解」を各自が思い描くことになる。
サッカーでは「3人目の動きができる選手は、どこにいてもチームの中心」とか言う人も居るけれど、3人までならばただ近い選手(近いポジの選手)を上手く使ってても成立するけれど、5人目となると個人のエゴや各セクション毎の倫理で動いてたら絶対に成立しない。
「5人目までが連動するサッカー」を提唱した小倉監督の姿を見て、「この人はグラスタイルの確立を本気で狙ってるんだな」って、頼もしく感じたんだよな。