88362☆共同 2016/07/09 06:52 (SHL25)
苦境の名古屋、積極補強で巻き返し9戦勝ちなし止めるか
 名古屋が苦境に立たされている。J1第2ステージ開幕戦の大宮戦で敗れ、9戦連続勝ちなしとなった。今節は、9日、ホームで年間勝ち点1位に立つ川崎と対戦。浮上に向けて補強を積極的に進めており、活路を見いだせるか。

 第1ステージで14位に沈んだ名古屋が、積極補強を見せている。目玉は、J2のC大阪から加入した24歳のMF扇原貴宏。「名古屋が1つでも上の順位へいけるよう、自分の力を出し切って頑張ります」と意欲的だ。

 扇原は8日に選手登録が行われた。チームに合流してから日が浅く、連係面などでは不安要素はあるものの、2013年には日本代表として東アジア・カップにも出場した実力者。いきなり先発し、中盤で重要な役割を担う可能性は十分にある。

 さらに、第2ステージ開幕前には、FC東京から元韓国代表のMF河大成、J2松本からDF酒井隆介も加えるなど、活発に動いている。移籍などに伴う選手の登録期間は29日までで、戦力増強を進めている格好だ。

 今季、小倉隆史新監督を迎えた名古屋は開幕戦に敵地で磐田に勝利する好スタートを見せ、第1ステージ第4節を終えた時点では4位につけていたものの、その後はズルズルと順位を下げてきた。第2ステージの開幕戦も、敵地で大宮に終了間際に失点して敗れた。年間勝ち点では15位と、16位以下の降格圏内が目の前に迫ってきた。

 昨季、清水がJ2に降格し、1992年のJリーグ創設時から参戦する「オリジナル10」といわれる10クラブのうち、降格を経験していないのは鹿島と横浜M、そして名古屋の3クラブだけ。10年にJ1優勝を果たした名門の意地を見せるためにも、現在年間勝ち点1位に立つ川崎が相手とはいえ、勝ち点を積み重ねたいところだ。
(9日午後6時 愛知県・パロマ瑞穂スタジアム)
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