No.54138
アシックスジャパン株式会社への手紙
御社アシックスジャパン株式会社を通じて、岡田武史会長率いるFC今治と青学・原晋監督との連携は、選手の主体性を育む「原メソッド」を教育現場に普及させるとともに、部活動の地域移行やスポーツビジネスの活性化、さらにはセカンドキャリア支援を包括的に推進する極めて強力な推進力となる事でしょう。「原メソッド」と「岡田メソッド」の共通点・相違点を整理すると、少子高齢化が進む日本が世界で戦うための新たな戦略が見えてきます。
1. 【原メソッド】と【岡田メソッド】の比較
共通点:自立した個の育成
両メソッドの最大公約数は、「言われた通りに動くロボット」ではなく、「自分で考え、判断し、行動できる自律した人間」を育てる点にあります。原監督の「教えない指導」と、岡田武史氏がFC今治で実践する「主体性を重んじる育成」は、本質的に同じ人間教育の思想に基づいています。
相違点:組織マネジメントとシステム構築
原メソッド(商業・企業型): ビジネスの現場(営業マン)で培った手腕を活かし、チームを「一部上場企業」に見立てたプロモーションや発信力を重視。個人の自己管理能力とモチベーションを引き出す「人心掌握術」が特徴です。
岡田メソッド(体系・育成型): 組織全体を貫くフィロソフィー(哲学)を言語化し、特定の指導者に依存しない「再現性の高い選手・指導者育成システム」の構築を重視しています。
2. 少子高齢化における「日本の新たな世界戦略」
【つづく】