インターメッツォ
No.4479
赤字をスポンサー料で補うことは問題ありません。スポンサー料はごく一般的な収入です。
シーズンごとの放出と獲得の差額は、会計上の赤字ではありません。ビッグクラブならマイナスになることは普通です。

しかしインテルはUEFAの管理下(執行猶予期間)にあるにも関わらず、提示された約束事を破ったためペナルティーを受けました。ルール上完全に黒です。

ペナルティーを覚悟してルールを破るチームもありますが、インテルの場合ルール上黒であることは分かっているが、「まぁ大丈夫だろう、ペナルティは受けることはない、交渉次第でどうにかなるだろう、やちゃえ」と言うオーナーの考えでのことだそうです。

“結果的によかった”と思うのはインテル側の心情の話であり、黒は黒。しっかりしたチームからみれば、一連の流れがひどい体たらく無秩序と映るでしょう。UEFAとの今後の交渉で有利に働くこともないでしょう。

これまでのことは置いておくことにして、こうした問題をきちんとオーナーに納得してもらう折衝上手で欧州サッカーに精通したGMがほしいですね。ビッグクラブに見合った経験と実力を持った役員が。


しかしFFPは緩和されたり、新しいルールが加わっています。
その時点では赤字でも、事業計画がUEFAに了承されれば、一定期間大幅な赤字もOKです。
オーナーによる投資も条件付きで可能になりました。


現時点では、ファンとしてインテルの現状や展望を考えるのであれば、FFPの概要を理解しておくことは必須になると思いますが、制約を気にしなくても問題ないくらい自力で稼げるようになってほしいですね。FFPが今後どうなっていくか分かりませんが。

万が一、オーナーが暴走しかけたとしても、経営をうまく回してよい成績を上げているフロントなら歯止めをかけやすいかもしれません。

しかし資金が豊富になれば強くなる、と簡単にいきそうにないのが我がインテル。同じ資金規模のローマ、ナポリとの差はまだ小さいとは言い切れない。売り上げがうちの数倍あり“世界有数の監督”をすえたマンUでさえもたついていますし、すべてではないもののプレミアのサッカーの質や成績は資金力・人気ほど・・・
莫大な収入がありながら、借金も莫大で選手獲得も思い通りに行かなくなりつつあるチームもあります。

資金力が増えれば増えるほど、それに見合ったコントロール体制が必要になります。かつてのセリエに戻らないためにも。


では、ミラノダービーの勝利を祈って。

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