162311☆ああ 2017/11/16 17:09 (iPhone ios11.0.3)
岩政大樹「現役目線」第31回
カルチャーショックだったファウルの有効性
鹿島には、日本の他のチームではあまり聞かれない指示が一つあります。
「プレーを切れ」
という指示です。
監督からも頻繁に言われるのですが、それが染み付いた選手たちの間でも試合中によく「切れ」と声が飛びます。
「プレーを切る」とは簡単に言うと、「ファウルをして相手の攻撃の流れを断ち切る」ということです。
相手がカウンターを成立させたり、チャンスを構築しようとする前に、ファウルをしてプレーの流れを止め、一度リセットしてしまうのです。
鹿島に入団した頃で一番のカルチャーショックでした。それまで僕は「ファウルはしてはいけない」と言われて育ちました。僕はプレースタイルから、比較的激しくいくことを求められてはいたものの、それでも「ファウルをすることも時に有効」という発想は持ち合わせていませんでした。
→川崎へのヒントはこれかもな。