スポーツ報知より
国際移籍の場合、国際移籍証明書など多くの書類を求められる。二重契約の問題は海外ではまれに見られる事例とはいえ、ここまで重い処罰は前代未聞だ。
このような事例が起こった背景には、リーグ全体の傾向として強化部の若返りが影響しているのではないか。Jリーグを草創期から引っ張ってきた強化担当らが高齢化し、近年は後進へ世代交代するクラブが増えた。そこに新型コロナウイルスの感染拡大により、国際移籍が減少。二重契約の有無の確認は、契約前に確認すべき最優先事項だが、経験不足によりおろそかになっていた可能性がある。磐田に限らず、日本サッカー全体でもう一度足元を見つめ直す必要がある。