2137112☆ああ 2022/11/02 20:41 (iOS15.6.1)
まずは自動降格の可能性からおさらいする。現時点で17位の可能性が残されているのは、G大阪、京都、清水の3チーム。この中からもうひと枠の降格チームが決まる。最も厳しい状況に置かれている清水は、最終節で北海道コンサドーレ札幌と敵地で対戦するが、勝利を逃した時点で降格が決定。ただ清水が勝利した場合、ジュビロ磐田と対戦する京都が引き分け、もしくは鹿島と対戦するG大阪が敗れた時に勝ち点「36」で並ぶモデルケースがある。
現時点で清水よりも得失点差で下回っているG大阪は、勝ち点で並んだ場合に得失点差で清水を上回ることができない。それだけにG大阪は、引き分け以上の結果が自動降格を回避するためには必須だ。また京都は、現時点で清水よりも得失点差で上回っているが、その差がわずか「1」。仮に清水が1点差で勝利し、京都が引き分けた場合は勝ち点、得失点差共に並ぶ。ただJリーグの順位決定において得失点差の次に対象となる総得点数では、清水の41得点に対し、京都が30得点と大きく下回っている。京都が自動降格を免れるためにはやはり勝利が絶対かつ必要十分条件となる。
さらにJ1参入プレーオフ圏までいくと、湘南、福岡にも可能性が残されているが、湘南は柏レイソルに引き分け以上、福岡は浦和レッズに勝利でその可能性を自ら断ち切れる。ただ仮に京都とG大阪が勝利し、福岡が引き分け、湘南が敗れた場合は、最後に勝ち点「38」で湘南、福岡、京都の3チームが並ぶ。現在の得失点差では京都が「-8」、福岡と湘南が「-9」で、そのケースでは最後の最後で最も安全な位置にいる湘南が一気に16位まで転落する可能性もあるんです。