No.273719
15歳で監督になり、21歳で3部リーグの監督に。そして29歳の時、自らの力で1部に押し上げたサラマンカの監督として、スペイン1部リーグの最年少監督記録を更新するという画期的な過去を持つ。グアルディオラが師と仰ぐ人物しても有名だ。
「バルサのサッカーは私の息子のようなもの」とは、リージョの言葉。「ゲームの中心は選手ではない。ボールだ。選手にはそのボールといかに共鳴するかが問われている」とは、こちらが実際に聞いた名言だ。「スペインで教えることはあまりない。だから国外で監督をしたい。日本? いいね。すごく興味がある」という話まで聞きだしている。現在、監督ではなく助監督という、多少、責任の低い立場にあるので、可能性は十分あると思う。
昨季をもってパリSGを退任した、ローラン・ブラン(フランス)、今季初め、インテルを解任されたロベルト・マンチーニ(イタリア)、ユーロ2016大会後にベルギー代表監督を退任したマルク・ヴィルモッツ(ベルギー)など、その他にも空いている人物は多々存在する。
監督解任論を唱えると、必ずや「ならば対案を出せ」と言って待ったを掛けようとする声が起きる。そうした目に幾度となく遭った僕は、先日、『監督図鑑』(廣済堂出版)という新刊を出版し、対案を提示したつもりだが、制作しながら、候補者の多さに自分でもあらためて驚かされた。
対案は枚挙にいとまがない。問われているのは協会の決断と勇気。そして探す力だ。繰り返すが、変えるならサウジ戦後が絶好の機会。その結果と協会の出方には、とくと目を凝らしたいものだ。
杉山茂樹