サッカーにもシンビン制度導入へ 審判員への異議などが対象
競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)は28日、ラグビーで採用されているシンビン(一時退場)制度を試験的に導入する意向を表明した。
審判員に異議を唱えた選手などが対象。アマチュアなど草の根レベルで実施して一定の成果が表れたことを受け、プロでの採用を検討する。イングランドでは18〜19年シーズンに31のリーグで導入。審判員への異議が38%減少し男女下部リーグで採用を拡大してきた。
特定の場面で主将以外の選手が主審に近づくことを認めないことや、審判員への敬意を欠く振る舞いを見せた選手、監督に対して規則をより厳格に適用することも検討する。来年3月の総会で承認されれば、同7月に施行される新シーズンの競技規則に盛り込まれる。