今オフにおける大きな変化は、「昨季のスタッフの数では足りなかった」(黒田監督)として、トップチーム周りのスタッフを新たに5名増やしてテコ入れしたこと。主に分析スタッフを増員し、強化部を含めたトップチームのスタッフは実に37人を数える。
選手と合わせ、トップチームの人員はトータル76人と、J1クラブでもレアケースな充実した陣容を手にした黒田監督は、シーズンの目標についてこう話した。
「選手たちには5位以上、ACL出場は常に意識しながらシーズンを戦っていこうとは話しています。そのなかでトップを狙えるならばトップを狙っていこうと。あわよくば優勝を見据えて、自分たちの立ち位置や順位を見ながら戦っていきたいです」
チームを束ねる立場の黒田監督は「なにせ大所帯なのでマネジメントが大変」と苦笑いを浮かべたが、トップチームのスタッフ増員を望んだ指揮官のリクエストに強化部も応えた格好だ。