山内日向汰、川崎F加入までの4年間…“赤いチーム”からオファー
大学進学で急成長を遂げた。山内は桐蔭横浜大2年時にレギュラーを掴み、関東大学リーグ1部で7アシストを記録し、アシスト王に輝いた。向島建スカウトは当時の裏話を告白する。山内は大学2年の終わりに“赤いチーム”からオファーを受けていたという。
オファーを受けた山内はFW宮城天に相談した。返事は「フロンターレのことを待ったほうがいい」。同期の言葉を支えにして思い留まった山内だが、向島建スカウトから伝えられた言葉はオファーではなかった。向島スカウトが語る。
「“赤いチーム”からオファーが来たから、じゃあフロンターレも……とはならなかった。大学は4年間あって(山内は)まだ2年生。もう一年突き抜けてくれと、もう一年オファーは出さないと。それは賭けだった」
向島スカウトは当時の山内が語った言葉を思い返す。「フロンターレからオファーを受けたいので“赤いチーム”は受けない。一年間がんばるので見ていてください」と話した。
山内は3年時には中心選手として大活躍し、全日本大学サッカー選手権(インカレ)初優勝の栄冠を桐蔭横浜大にもたらす。そして昨年2月、満を持して川崎Fのオファーを勝ち取った。
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