Jリーグ26年秋春制移行直前「0.5年シーズン」は昇降格なし 2月開幕5月下旬閉幕 新大会案も浮上
Jリーグが26年8月から導入する秋春制に向け、移行直前のシーズンを「0.5年シーズン」として大会を開催し、昇降格は行わない方針を固めたことが8日までに分かった。複数のJリーグ関係者によれば、先月に行った強化担当者会議でもその方針が各クラブに共有されたもようだ。
移行直前のシーズンに関しては、25〜26年にシーズンを1.5年(2月〜翌年5月)、または1年(2〜12月)プラス0.5年(2〜5月)を行う案があった。1.5年の場合は長丁場で選手の健康やモチベーションほか、決算期をまたぐなどクラブ経営の観点からも課題が多く、最終的に後者で落ち着いたという。0.5年の大会方式については、J1からJ3までを地域ごとに8グループに分け、総当たりのリーグ戦と順位決定トーナメントを開催する新大会案などが浮上しているが、昇降格は「なし」で確定という。