3589327☆ああ 2024/06/15 22:11 (Chrome)
青森山田高校サッカー部で監督を務める黒田剛氏(51)の著書『常勝チームを作った最強のリーダー学』にはこんな一節が登場する。サッカー部を強くするだけではなく、生徒の教育をも求められる高校サッカーの「監督」という仕事の責任は重大に違いあるまい。 目下、同校サッカー部は高校サッカー界で「最強」の称号を得ている。


 1月10日に決勝が行われた第100回全国高校サッカー選手権で3大会ぶり3度目の優勝。同年度の高校総体と高円宮杯プレミアリーグEASTも制して「3冠」を達成した。Jリーガーも多く輩出しており、現役の日本代表である柴崎岳選手はOBとして知られている。あるいは、サッカーファンでなくとも、卓球の福原愛や水谷隼の母校と聞けば、ピンとくる向きも多いだろう。

 無類の強さを誇る青森山田高サッカー部を率いる黒田監督は、北海道出身。一般企業を退職後に教員となり、1995年、青森山田の監督に就任した。当初は決して強豪校といえなかったサッカー部を、25年以上にわたる指導で全国区へと押し上げ、いまや“名将”と評されるまでになった。

 その強さの秘密について、かつてのインタビューで、〈日常生活を徹底的に管理しました〉
 と語っている。青森山田は他県などから越境入学した寮生活の部員が多い。監督はその生活面から指導し、人間性を養った結果だとしているのだ。


 しかし、その青森山田サッカー部で先ごろ「生活面」での不祥事が起きていたことは世に知られていない。
「この件について、僕たちは本当に怒っているんです。学校が隠蔽したと言われても仕方ありませんから……」

 そう言葉を振り絞るのは、同校のサッカー部員である。発端は1年ほど前に遡る。寮で学校を揺るがすような「ある物」が発見されたことがきっかけだった。

 青森山田高校では全国から集まる生徒のため、複数の寮が用意されている。サッカー部だけで部員数は200人を超え、その9割は寮生活を送る。昨年度の場合、サッカー部は三つの寮に分かれて生活していた。第一スポーツ寮、オレンジ寮、ナミビアハウス。学年によって住む寮が変わり、1年時は8人で1部屋、2年生以降は4人で1部屋となる。
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