4565526☆ああ 2025/09/19 18:29 (Android)
今日最後のアポイントまで時間が開いたので公園横の枠駐に車を停めてまどろんでいた
少し開けた窓から入る風は昨日までのむせ返る様な夏のそれではなく秋めいて心地よい
どこからか愉しげな笑い声が聞こえてきて、見ると高校生らしきカップルが仲良く並んで歩いていた
彼らをぼんやりと眺めながら
「僕達もあの頃はあんな風に輝いて見えてたのかなぁ」
なんて事を考えていた
授業をサボり駅前の喫茶店でくだらない夢を真剣に話してた
今の暮らしぶりを見てあの頃の僕はどう思うだろう…
あの子は夢を叶えたかな…
秋を感じさせる夕焼けに目をしかめながら、傾けたリクライニングを起こしアポイント先へと車を走らせた